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[OB便] 2018.06.05 緑風の会 四国吉野川の旅 9期近藤
     緑風の会 四国吉野川の旅2
       (緑風の会は西田工業の緑風荘に由来するOB会の集まりです。)

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3.5月28日(月) 2日目
(1)行程と地図
   祖谷かずら橋8:20~9:00 ―(ひの字渓谷)―→ 大歩危峡ウォーク9:50~10:40 →
   霧の森11:50~13:00 → あんみつ館14:10~14:40 → 梅田17:50 → 瀧医院

 

(2)祖谷かずら橋
朝一番に、ホテルのボンネットバスがかずら橋まで往復してくれました。昔懐かしいオンボロバスの匂いがしました。運転手もそれに相応しい熟年ドライバーで、運転技術、警笛、バス歌の社内放送などで楽しませてくれました。
かずら橋は重要有形民俗文化財(1955年国指定)で、3年に一度架替えが行われます。今年の2月に架替えたばかりで、真新しい茶色のかずらでした。
ちょうど木の葉の緑がきれいな時期で、思ったより面白いかずら橋渡りでした。先程の運転手は地元の人で、子供の頃はこの橋が通学路だったそうですが、橋が古くて怖かったそうです。
ほとんど誰もいない、我々だけの観光でした。

<いざかずら橋へ>ホテルの、昔懐かしいボンネットバスが往復してくれました。 <かずら橋と民謡石碑>後はかずら橋です。橋と並行した観光用コンクリート橋の上に、昨日の写真の歌碑があります。
<かずら橋>観光橋の上から見た、かずら橋と祖谷渓谷です。かずら橋渡りは左から右への一方通行です。 <かずら橋入口>右の窓口で通行料を払って渡ります。橋の架替え費に当てるそうです。by takaoka
<動画:かずら橋>微妙に揺れそうな雰囲気、川の流れや砂利を踏む音など、動画は迫力があります。by nishida

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<橋の上>下が丸見えで少し怖い。写真のため振り向く時は手すりが必要です。by takaoka <ホテルの前で>かずら橋から帰ってきました。出発前のワンショットです。

(3)ひの字渓谷
ひの字渓谷は深く切れ込んだ谷が大きく蛇行している、祖谷渓らしい景観が見ものです。小型バスしか通れません。「ひ」の字が見えるところまで行って、Uターンしました。
かずら橋の辺りとは違う、深い谷が見事でした。ここ祖谷川は吉野川の支流です。

<ひの字渓谷>ひらがなの「ひ」の字がはっきり見えます。祖谷渓らしい眺めです。by nishida <説明板と>「ひ」の字の説明板です。この辺りは道路の拡幅工事が最近終わりました。
<道路>道路の拡幅部分は、横から見ると谷にせり出しています。祖谷系は大型バス不可の交通難所です。 <国が滝>同じ場所で、がけ崩れ防止壁の真ん中に、滝が見える窓が開いているのを見つけました。by nishida

(4)大歩危峡ウォーク
四国を西から東に流れる吉野川が、大歩危峡では向きを南北方向に変えて流れます。その狭い峡谷に国道32号線とJR土讃線も走っています。
国道32号線の歩道が、大歩危峡の区間で立派に整備されているので、その中の駐車場から駐車場まで、全長2.3kmのウォーキングを楽しみました。
スタートは「大歩危峡まんなか」で、遊覧船乗場の駐車場です。ちょうど鯉のぼりイベントの期間で、多くの鯉のぼりがきれいに泳いでいました。
歩き始めると、ウォーキングコースから大歩危峡がきれいに見えました。遊覧船も目の下を通り過ぎて行きます。声をかけたら乗客が応えてくれました。
遊覧船が進めない浅瀬から下流側は、ラフティングの世界です。ウォーキング途中で、ゴムボートに乗り込む若者たちと声を交わしました。そのボートが下る様子も真下に見え、素晴らしい眺めでした。

<大歩危峡まんなか駐車場>遊覧船乗場の春のイベント「鯉のぼり」です。ここからウォーキングを出発します。by nishida <遊覧船1>画面奥の鯉のぼり場を出た遊覧船は、大歩危峡を下ります。ウォーキングルートからの絶景です。
<遊覧船2>ウォーキングルートのすぐ下を行く遊覧船。声をかけたら応答がありました。 <ゴムボート>この浅瀬は遊覧船は通れません。ゴムボートの出番です。この続きは次の動画を御覧ください。
<動画:ラフティング>ウォーキングルートからラフティングのゴムボートが見事に撮れました。バックの自動車音は国道32号線を走る車です。by nishida

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<ウォーキング終点>ここはラフティングの基地です。ゴムボートが向かう下流は小歩危峡です。 <終点にて>駐車場でのショットです。背もたれの手すりから、左側の画像を撮影しました。

(5)霧の森
霧の森は高知自動車道の新宮ICを出たところにあります。ICの開通に合わせて、旧新宮村(現在は四国中央市)が村おこしとして開発した施設です。
深い緑に囲まれて、レストランや菓子工房があります。数に限りのある霧の森大福が有名です。我々は茶店「聴水庵」で霧の森大福を頂きました。
緑豊かな環境で、大福餅などの食事は美味しく、人も少なく(?)て快適でした。四国の愛媛県にこんな施設があることは、ここに来て初めて知りました。
ここの中心になっている馬立川も吉野川の支流です。

<霧の森>合併前の旧新宮村の村おこしで造られ、第3セクターで運営されています。 <園内マップ>馬立川の流れに沿って複合観光施設が整備されています。レストランや菓子工房があります。(5.14撮影)
<霧の森レストラン>窓の外は一面の緑です。茶そばとおぼろ豆富を頂きました。 <街道茶店「聴水庵」>ここも緑で一杯です。霧の森大福と抹茶を楽しみました。
<聴水の道>馬立川沿いの散歩道で一部は旧土佐街道のあと。緑の中の素晴らしいコースです。by takaoka <馬立本陣前にて>土佐藩が参勤交代の時に本陣とした屋敷跡。霧の森の一部になっています。

(6)あんみつ館
あんみつ館は洋ランの総合会社「河野メリクロン」の直売施設で、徳島自動車道の脇町ICの近くにあります。この会社はシンビジウムの栽培で世界的とのことです。
シンビジウムの花がないこの時期は、市販の胡蝶蘭を展示・販売しています。とは言っても、中には多量の胡蝶蘭がありました。下の集合写真用に、ピンクの胡蝶蘭が常設されていることからも、その規模が分かります。びっくりでした。
昨日のうだつの町並みも近くにあります。どちらも吉野川本流のそばです。
以上、予定していたすべてを順調に消化できました。私自身、四国の再発見でした。

<あんみつ館>あんみつ館は洋ランの会社「河野メリクロン」の直営店です。駐車場の周りに施設が散在します。 <お蘭(はな)見広場>施設の一つの展示館。入口から中の胡蝶蘭が透けて見えます。
<胡蝶蘭の中で>お蘭見広場の中です。色とりどりの胡蝶蘭が展示され、集合写真用の舞台もありました。


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