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[OB便] 2018.06.05 緑風の会 四国吉野川の旅 9期近藤
     緑風の会 四国吉野川の旅1
       (緑風の会は西田工業の緑風荘に由来するOB会の集まりです。)

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1.概要

(1)期日
      平成30年5月27日(日)~28日(月)
(2)参加者
      3期-高岡夫妻・吉本夫人、4期-城野、9期-西田夫妻・近藤夫妻
      10期-瀧夫妻、11期-北岡夫妻 (敬称略 合計12名) 編集 近藤
(3)ルート
 四国吉野川をキーワードとした旅行を企画しました。
  当初心配された天候も余計な危ぐで、天候にも恵まれたすばらしい旅になりました。
 第1日目
   瀧医院 → 梅田 ―(淡路島)→ 讃岐家→ 羽根さぬき本舗 → うだつ町歩き → ホテルかずら橋
 第2日目
   祖谷かずら橋 ―(ひの字渓谷)―→ 大歩危峡 → 霧の森 → あんみつ館 → 梅田 → 瀧医院


2.5月27日(日) 1日目
(1)行程と地図
   瀧医院8:00 → 梅田9:00 ―(淡路島)→ 讃岐家11:30~12:00→ 羽根さぬき本舗12:05~12:40
   → うだつ町歩き14:00~15:30 → ホテルかずら橋17:00 夕食18:30~

 

(2)讃岐屋
四国に入って初めの訪問地は、昼食を食べた海鮮料理の讃岐屋です。
この店は、昨年夏にNHKテレビの「鶴瓶の家族に乾杯」が訪問し、ゲストの門脇麦さんが美味しそうに食べた料理と同じものを注文しました。

<店の正面>国道11号線に面しています。 <海鮮丼>テレビで見たのと同じ料理を注文しました。

(3)羽根さぬき本舗
羽根さぬき本舗は和三盆を製造販売している三谷製糖さんの商標です。
和三盆は、東讃岐で取れる砂糖キビを原料に、200年間の伝統のある製法で精製した砂糖で作られた和菓子です。先述のNHKテレビでもゲストが訪問していました。讃岐屋の近くにあります。
和三盆の製造工程をビデオで見ました。砂糖キビから白い和三盆糖を精製するのに大変な工程がかかっていることがわかりました。その後に試食した和三盆の味は格別でした。
200年の伝統にふさわしい周囲の雰囲気を楽しんで、店を後にしました。

<店の入口>木の下の入口を奥に進みます。文化元年創業以来200年の伝統らしいたたずまいです。 <店内>左手の陳列が商品です。お茶と和三盆の和菓子を全員で頂きました。
<店の入口にて>後の絵図は「讃岐國 和三盆圖會」です。手前は駐車場に続きます。 <砂糖締車にて>江戸中期より、二人一組で砂糖キビを石の間にかまし、牛で回して砂糖キビの汁を取る道具。

(4)うだつ町歩き
この町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展した。現在は明治時代頃のものを中心として江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並んだ約430mの町並みです。
申し込んでおいたボランティアガイドさんと、町の入口にあるコンビニの前で待ち合わせました。ガイドさん(正木さん)は自己紹介で、この町にお嫁に来て半世紀、いろいろな経験をしたとのこと。すぐに気安く良い人であることが伝わってきました。我々と同世代です。
町を端から端まで一通り歩きながら、説明してもらいました。話が上手で、豊富な知識を持って、説明場所と聞いている人に合わせて、その場でストーリー組立てて分かりやすく話をしてくれました。マニュアル通りの説明と違い、聞いて面白い話でした。
さらに、この方はうだつ町並みの住人で、自宅に来ると、家の中に入って説明してくれました。蔵造りの家で、すごく大きな木材が使われているのもよく分かりました。
予定した1時間があっという間に過ぎました。午前中の交通渋滞がなくて、早めに到着した余裕時間をすべて使っても、足りないくらいの充実した町歩きでした。

<町並み入口>町並みの西の入口。藍の集散地で栄え、1988年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された。by nishida <美馬市伝統工芸体験館>観光協会、資料館、和傘工房などを兼ねた建物。真中の方がボランティアガイドさん。by nishida
<和傘工房>和傘づくりの説明をしてくれた。体験もできるらしい。photo by nishida <うだつのある町並み>2階の軒下の、白い漆喰のうだつの並びがきれいです。by takaoka
<うだつの説明板>火よけ壁であった「卯建(うだつ)」がことわざ辞典に載るようになったいきさつ。by nishida <ガイドさん>全員がすばらしいと感激したガイドさん。自宅の中も説明してくれました。

(5)ホテルかずら橋
ホテルはかずら橋の近くです。予定通りに到着し、3人つづ12畳の部屋に分かれました。天空の露天風呂はホテル内のケーブルカーで行きます。露天風呂からは、祖谷の天空の世界がきれいに見えました。
夕食は椅子席の広間でした。食事が始まる前に、若女将が挨拶してくれ、「祖谷の粉ひき節」という民謡を美声で披露してくれました。観光経済新聞社選定の5つ星ホテルだそうです。
部屋の入口で炭火焼きして出てきた、「祖谷の一品でこまわし」と「鮎の串焼き」の料理が印象的でした。
もっと印象に残ったのは我々の給仕をしてくれた中居さん(けいこさん)でした。東北弁の交じる軽快な会話に笑いが絶えませんでした。
夕食の後、幹事部屋に移っていつもの2次会でした。抱腹のおしゃべりを2時間楽しんで、お開きとなりました。

<ケーブルカー>露天風呂行きのケーブルカーです。上の露天風呂からは、祖谷の山がきれいに見えました。by taki <夕食の広間>テーブル間の距離が気になるほどの広い部屋でした。この後、若女将が挨拶し民謡を披露してくれました。
<昨夜の料理>アメゴの刺し身、祖谷の一品でこまわし、ぼたん鍋などです。by nishida <鮎の串焼き>今宵の料理の一品です。部屋の入口で炭火で焼いていました。美味しかった。by nishida
<朝食>夕食と同じ中居さん。昨夜はこの人がたいへん楽しませてくれました。 <石碑>昨夜若女将が歌ってくれた民謡です。翌朝のかずら橋の歩道橋にありました。by nishida


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