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[OB便] 2013.11.28 緑風の会 滋賀の郷~明日香村の旅 その2 9期近藤
<緑風の会の旅行とボージョレヌーボーの会が行われました。これは幹事の3期高岡さん・吉本さんによる素晴らしいおもてなしの記録です。>

  緑風の会 滋賀の郷~明日香村の旅 その2

1.11月24日(日)の記録

  ダイヤモンド滋賀8:30→名阪上野ドライブイン9:25→山田寺跡11:00→飛鳥資料館11:20<見学>
  ~飛鳥寺12:15<見学>~酒船石12:45→あすか野13:00<昼食>石舞台13:45<見学>14:10~
  川原寺跡・橘寺14:30~亀石14:45→高松塚古墳15:20・壁画館<見学>国営飛鳥歴史館P発16:10
  →(南阪奈etc)→レストラン・ドゥ・ヨシモト17:35<ボージョレ・ヌーボーの会>完20:40

2.明日香村 午前

ホテルから名阪国道に出るまでに通った渓谷沿いは、カエデの紅葉が大変きれいでした。飛鳥の紅葉も美しく、四国愛媛では今年の紅葉を諦めていたので、目の保養になりました。
明日香村では、高岡さんお気に入りの場所で散策ルートが作られました。明日香村をよく知る人でないと分からない穴場だらけです。最初の山田寺跡は絶好地にもかかわらず、他の観光客がおりません。この地を知る常連さんが我々のバスが駐まったのを珍しがって、説明に来てくれました。
飛鳥資料館は独法 奈良文化財研究所の所属で、明日香村の全貌を説明してくれたり、山田寺跡で発見された東回廊が再現されていたり、見所が満載でした。しかも、65歳以上は無料で、見学者も少なめでしたが、じっくり鑑賞するには時間が足りませんでした。
飛鳥寺からはさすがに観光客が増えてきました。酒船石まで歩きましたが、村の雰囲気がよくわかります。最近の傾向か、天気は良いのに歩いて回っている人は少ないようでした。
酒船石から石舞台へはバスに乗り込みました。適切にバスを使う計画にして頂いたので、効率よく村内を回ることができました。
山田寺跡 飛鳥資料館前
<山田寺跡>明日香村の中心地区から離れた山あいにあり、静かな良いところです。滅多に観光バスは来ないそうです。 <飛鳥資料館前>庭には亀石、猿石、石人像、酒船石、須弥山石など、飛鳥の有名な石造物のレプリカがありました。
明日香村の模型 山田寺東回廊
<飛鳥資料館内の模型>明日香村の模型と写真を使って、村の文化財の説明を聞きました。村全体が遺跡の上にあります。 <山田寺東回廊>1982年に発見された、倒れた状態で地中に埋もれていた回廊部材の再現です。黒っぽい部分が回廊です。
飛鳥大仏 酒船石
<日本最古の飛鳥大仏>飛鳥寺の本尊釈迦如来坐像です。おそばに近寄って拝むことができ、解説もしてくれています。 <酒船石>小高い丘の上にある竹やぶの中にあり、用途を含めて謎だらけの石です。photo by Urabe

3.明日香村 午後

石舞台付近の公園では、地元の収穫祭が行われていて車と人でごった返していました。予約したレストランで昼食を取ってから、石舞台古墳を見学しました。
石舞台古墳は学生時代の記憶が薄れたとはいえ、整備が進んだり有料化になったり隔世の感です。一方ボランティア等の解説が充実し、この地に興味があれば、いくらでも勉強できそうです。
犬飼万葉記念館~明日香村役場~川原寺跡~橘寺~亀石と有名なコースを歩き、好天のもと日本人の心のふる里と言われる地域を十分に味わいました。奈良のこんな風景を見ると日本の原風景を感じます。特に、山の中にある岡寺と手前の橘寺とのツーショットは素晴らしい組合せでした。
その後バスで国立飛鳥歴史公園館の駐車場に行き、高松塚古墳と同壁画館を見学しました。壁画館では古墳の石槨内部の模型と壁画の模写・模造が展示され丁寧に説明してくれました。1300年前の壁画は美しいのですが、昨日のMIHO美術館の「隼頭神像」は3200年前だそうで、世界の広さを実感しました。
この2日間の素晴らしい計画のおかげで、十二分に近畿の文化を楽しみ、気分転換もすることが出来ました。
石舞台の盛り土 石舞台古墳の前で
<石舞台の盛り土>石舞台は整備されて大きく変わり、階段通路を通って石舞台古墳に行きます。 <石舞台古墳の前で>画面右側が古墳への入口です。ボランティア?の方が説明をしてくれました。
川原寺跡 橘寺
<川原寺跡>奥は川原寺の法灯を継ぐ真言宗豊山派の寺院・弘福寺で、かつての中金堂跡に建っています。 <橘寺>橘寺の画面左奥に岡寺の三重の塔が見え、晩秋の飛鳥の素晴らしいショットです。
国営飛鳥歴史館の紅葉 高松塚古墳
<国営飛鳥歴史公園館の紅葉>バスの降車場所ですが、地上のドウダンツツジを含め紅葉が見事です。 <高松塚古墳>現場は公園になっています。石槨内部の模型と壁画の模写・模造が壁画館に展示されている。

4.ボージョレ・ヌーボーの会

高松塚古墳からバスに乗って、一路大阪天満宮の横にあるレストラン・ドゥ・ヨシモトに向かいました。少し予定より遅くなりましが、到着直前にバスのテレビで、大相撲福岡場所千秋楽の横綱決戦の勝負が付くという幸運のおまけもありました。
緑風の会では、ボージョレ・ヌーボーの解禁日である11月第3木曜日直後の土曜日に、ボージョレ・ヌーボーの会をレストラン・ドゥ・ヨシモトで開いてきました。今年で11年目だそうです。今年も例年と同様に、おいしい料理とワインと楽しいおしゃべりを堪能しました。
出席者のメールから引用すると、「ボージョレの会は、とてもよかったです。料理も珍しいものが次々と出てきまして美味しかったのももちろんですが、内容が楽しかったです」となります。
この2日間の幹事の方々の素晴らしいおもてなしに感謝して、お開きになりました。
ボージョレヌーボーの会 ボージョレヌーボーの会2
<ボージョレ・ヌーボーの会1>参加者全員が集まり、堀井さんの発声でスタートしました。 <ボージョレ・ヌーボーの会2>おいしいフランス料理とボージョレヌーボーワインを堪能しました。

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