[現役便] ●2016.05.31 60周年記念行事における議事の報告について(第四回) OB会主務
大阪大学ワンダーフォーゲル部
OB、OGさま方各位
こんにちは。OUWV60周年記念行事準備委員会・広報担当の60期、三原健と申します。
今回は広報メール第4弾として皆さま方にOUWV60周年記念行事企画の進捗状況と今後の予定についてお知らせいたします。
5月16日に行われました第5回OUWV60周年記念行事準備委員会では、「高山企画」・「渡り鳥企画」・「OB、OG参加型企画」について話し合われました。
1.高山企画について
高山企画に関してですが、前回のアコンカグアについて、多くのOB様方から現実性、安全性を心配する声を頂きました。そこで私共は再度検討、より具体的な調査を進め、そうした上で、私たちが登頂を目指す山を、南米大陸の最高峰であるアコンカグアとすることに決めました。
以下に理由を記していきます。まずは一番の懸念でありました、必要とされる技術レベルに関してですが、インターネットや書籍を中心とした調査を行ったところ、私たちが目指すルートに関しては、氷河の登高などといった特別高度な技術が必要ではないことが判明しました。(もちろん雪上でのピッケル・アイゼン操作などは必要とされます。)
むしろ7000m級の標高で長時間行動できる強靭な身体を獲得することこそが最大の難関であることが分かりました。これからのトレーニング次第ではアコンカグア登頂が不可能ではないことが判明し、参加意思のある者を尋ねました。すると60期の石本・神宅・渋谷・三原が名乗りをあげ、登頂の成功および今後のトレーニングに対して強い意志を確認したため、高山企画はアコンカグアに決定いたしました。
各自の調査や大阪府岳連への問い合わせによりアコンカグア企画参加者のトレーニング案が出されました。内容としましては高度順応・体力強化・雪上訓練を中心とし、例年のワンゲル活動に加え、アコンカグア組は特別メニューを実施することになりました。また出発時期につきましては、気候を考慮した結果、来年度の2月半ば(2018年2月半ば)に出発することが仮に決定されました。
61期のアコンカグア企画参加者につきましては、次の新歓合宿で60期が参加の意思を尋ねることが決定されました。(先日の新歓合宿において61期に企画の概要を説明したところ、3人が興味を示しました。)
2.渡り鳥企画について
前回の議事を踏まえ、シルクロード、北路交通をウルムチ(中国)-ビシュケク(キルギス)-サマルカンド(ウズベキスタン)を通って移動することが仮に決定されました。三週間ほどの合宿を一週間ごとに分け、それぞれをウルムチ付近、カザフスタン、キルギスで行動することになり、その内容について話し合いが行われました。なお安全性につきましては、これらの地域は外務省の情報によると、レベル1(十分注意してください。)であります。
話し合いの結果、ウルムチではクムタグ砂漠トレッキング、キルギスではアルティン・アラシャンでの行動(ホーストレッキングを含む)を行うことが決定されました。
一方、カザフスタンにおいては二案が検討されたものの、他地域の行動や移動時間との兼ね合いで、再度日程等の調査・練り直しが行われます。
3.OB、OG参加型企画
企画案としましては、
a)O.U.W.V大会議
現役とOB、OGの話し合いの場を設け、ワンゲルに関する議題を話し合うことで新たな価値観を生み出し、OB会の存在をより身近に考えるきっかけとしようという企画です。
b) いかだ合宿
現在の阪大ワンゲルでは行われていない、いかだ合宿をOB、OGさん方とともに復活させようといった企画です。
c) 藪漕ぎ・奥美濃
こちらも現在は行われていない藪漕ぎを、阪大ワンゲルにとって馴染みの深い奥美濃で再び実施しようという企画です。
d) 全国7ブロック合宿
日本全国を北海道、東北、関東、中部、関西、中国四国、九州の7つに分けたうえで、各地域で合宿を行おうという企画です。
e) クロカンin比良
毎年ダイアモンドトレールで行われております、クロスカントリーレース(通称クロカン)を阪大ワンゲルが愛する比良山系で開催しようという企画です。
f) 47都道府県最高峰登頂
47都道府県の最高峰に登頂しようという企画です。
g) O.U.W.V的低山コレクション
OB、OGさん各個人でお気に入りの標高1500m未満の山を選んで登ってもらい、どう気に入っているのかを含めて山行記録を書いてもらい、記録を集める企画です。
h) 全国国道集め
徒歩・自転車・車・電車など移動手段は何でもよいので、国道標識の写真を集めていこうという企画です。
i) 皆でトランスジャパン アルプスレース
早月川河口を出発し、日本アルプスを縦断し、大浜海岸をゴールとする、総距離約415km、累積標高差約27,000mのコースをリレー形式で走破しようという企画です。
以上の9案が提出されました。話し合いの末、メインに据える合宿としてd),e),f),g),i)が候補となりました。また、b),c)をd)案に統合するという意見も挙げられました。これらの案をそれぞれOB、OGさんに確認していただき、広報メールやOB会を通して意見をうかがうことが決定されました。
4.今後について
6月2日のOB会にアコンカグア組から渋谷、三原が参加し、企画について現状報告を行う事となりました。
次回の会議は6月6日(月)の18:30から行います。アコンカグア企画と中央アジア企画について中間報告を作成するため、コース状況、合宿費、ガイド等、詰められるところについては次回までに各自で分担して調査してくることが課題となりました。
今回の内容は以上となります。企画に関するご意見や、OB、OG参加型企画に対するご意見やご要望などありましたら、下記実行委員長のメールアドレスまでご連絡ください。
特にOB参加型企画としましては、やはり参加して頂くOB様方の声をより反映していきたいと考えておりますので、多くの意見をお待ちしております。
次回の配信は6月中旬を予定しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
OUWV60周年企画実行委員 広報委員
60期 三原健
OUWV60周年企画実行委員 実行委員長
57期 丸山大貴
e-mail: □□□□
PC-mail: □□□□
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57期 宮森由布里(ミヤモリ ユウリ)
E-mail: □□□□
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